わいせつ教員について真面目に意見します。
最近教員のわいせつ事件が多すぎませんか?
マスコミがあえてそこにフォーカスを置いているから
発生件数は変わらなくても報道が多いということもあるかもしれませんが
本当に気持ちが悪い限りですね。
教員としてなぜこれだけわいせつ事件が起きるのか
考えてみました。
①生徒に思いが入りすぎる
これは熱血教師によくあることですね。
生徒に思いをいれるのは素晴らしいことですが、
どこかで一歩ひいた目を持っていないと関係が崩れます。
それは③で話すコンプラを守らないにつながりますし
思いが入りすぎて、大事にしすぎて恋愛感情と錯覚してしまうのかもしれません。
大事な生徒だからこそ冷静な頭、温かい心を。
②子供が大人びてきている
今は小学生でもとってもきれいだったり、イケメンだったりしますよね。
また小さいうちにもブランド物をもっていたり、おしゃれをしていたり。
「思春期の早期化」とも言われているのですが、
最近の子どもは思春期が来るのが早いのです。すなわち大人っぽくなるのが早い。
これは情報社会のデメリットでもあるのですが、
インターネットを使うのが普通になった世の中でSNSやメディアを通して
子どもが大人の世界に触れるのが早くなったと言われています。
よって外見・知識だけ大人になるのが早くなったわけです。
それを見た教師が時間を共に過ごすごとに
・生徒を子どもと思えなくなってくる
・子どもを大人と錯覚してしまう
・自分と生徒は対等と思ってしまう
ということがおきます。これがわいせつや恋愛の始まりです。
③コンプラが徹底されていない
基本的に異性の生徒と接する場合は
・密室空間で二人きりにならない
・教室などで二人になるときはドアを開ける
・肩や手などでも体に触れない
・旅行行事での見回りは二人体制で
というようにコンプライアンスがしっかりと守られたうえで
教育活動をしている学校もありますが、事件を起こす学校は
だいたい内部がうまくいっていないのでしょう。
こういった連携がとれていない。そうすると①②も起きやすくなるし、
恋愛感情と勘違いしやすくなる環境を作っていることにもつながります。
わいせつ事件が起きるたびに心が痛みます。
子どもも嫌だろうし、なにより
【 なぜ教師が自分をコントロールできなかったか 】
ここにどうしようもない憤りを感じます。
きちんと教育をしている横で
自分の性欲といった最も安易な快楽欲求をコントロールせず
教員の信用を落とす人がいる。
少し考えれば分かることなのではないでしょうか。
こんなニュースが当たり前にならないことを願います。